おほどか おおどか 大どか 02-055
おっとりと。
容貌きたなげなく若やかなるほどの おのがじしは塵もつかじと身をもてなし 文を書けどおほどか
なにか 何か 02-054
発語の辞で、独り言。
されど何か 世のありさまを見たまへ集むるままに 心に及ばずいとゆかしきこともなしや
おしはからるる 推し量らるる おしはかる 推し量る 02-053
「推し量る」は根拠のある推量。
かならずしもわが思ふにかなはねど 見そめつる契りばかりを捨てがたく思ひと
こころにくく 心にくく こころにくし 心にくし 心憎く 心憎し 02-053
奥ゆかしい。
かならずしもわが思ふにかなはねど 見そめつる契りばかりを捨てがたく思ひとまる人は ものまめ
たもたるる 保たるる たもつ 保つ 02-053
男が「思ひとまる」状態で縁がつづく。男から愛想づかしされず愛情を注がれ続けられる。
かならずしもわが思ふ