心を尽くして詠み出 末摘花09章08
原文 読み 意味
心を尽くして詠み出でたまひつらむほどを思すに いともかしこき方とは これをも言ふべかりけり と ほほ笑みて見 ...
引き籠められなむは 末摘花09章07
原文 読み 意味
引き籠められなむは からかりなまし 袖まきほさむ人もなき身にいとうれしき心ざしにこそは とのたまひて ことに ...
これをいかでかはか 末摘花09章06
原文 読み 意味
これを いかでかは かたはらいたく思ひたまへざらむ されど 朔日の御よそひとて わざとはべるめるを はしたな ...
陸奥紙の厚肥えたる 末摘花09章05
原文 読み 意味
陸奥紙の厚肥えたるに 匂ひばかりは深うしめたまへり いとよう書きおほせたり 歌も
唐衣君が心のつら ...
かの宮よりはべる御 末摘花09章04
原文 読み 意味
かの宮よりはべる御文 とて 取り出でたり まして これは取り隠すべきことかは とて 取りたまふも 胸つぶる