いくそたび君がし 末摘花05章15
原文 読み 意味
いくそたび君がしじまにまけぬらむものな言ひそと言はぬ頼みに
のたまひも捨ててよかし 玉だすき苦し ...
年ごろ思ひわたるさ 末摘花05章14
原文 読み 意味
年ごろ思ひわたるさまなど いとよくのたまひつづくれど まして近き御答へは絶えてなし わりなのわざや と うち ...
君は人の御ほどを思 末摘花05章13
原文 読み 意味
君は 人の御ほどを思せば されくつがへる今様のよしばみよりは こよなう奥ゆかしう と思さるるに いたうそその ...
わが常に責められた 末摘花05章12
原文 読み 意味
わが常に責められたてまつる罪さりごとに 心苦しき人の御もの思ひや出でこむ など やすからず思ひゐたり ...
男はいと尽きせぬ御 末摘花05章11
原文 読み 意味
男は いと尽きせぬ御さまを うち忍び用意したまへる御けはひ いみじうなまめきて 見知らむ人にこそ見せめ 栄え ...