惟光いささかのこと 夕顔04章07
原文 読み 意味
惟光 いささかのことも御心に違はじと思ふに おのれも隈なき好き心にて いみじくたばかりまどひ歩きつつ しひて ...
かりにても宿れる住 夕顔04章06
原文 読み 意味
かりにても 宿れる住ひのほどを思ふに これこそ かの人の定め あなづりし下の品ならめ その中に 思ひの外にを ...
尼君の訪ひにものせ 夕顔04章05
原文 読み 意味
尼君の訪ひにものせむついでに かいま見せさせよ とのたまひけり
04044/難易度:☆☆☆
君は御直衣姿にて御 夕顔04章04
原文 読み 意味
君は 御直衣姿にて 御随身どももありし なにがし くれがし と数へしは 頭中将の随身 その小舎人童をなむ し ...
一日前駆追ひて渡る 夕顔04章03
原文 読み 意味
一日 前駆追ひて渡る車のはべりしを 覗きて 童女の急ぎて 右近の君こそ まづ物見たまへ 中将殿こそ これより ...