をこづき をこ つき 烏滸 突き つく 突く 02-114
ぴくつかせること。おだてられて得意になっている様子と、これに続くエピソードの核である、ふすべられた薬草のくさい臭いの前置きになっている。
残りを言はせむとて さてさてをかしかりける女かな とすかいたまふを 心は得ながら 鼻のわたりをこづきて語りなす
続きを言わせようとして「はてさておもしろい女だな」と、頭中将がいい気にさせておやりになるが、式部丞はおだてと心得ながら鼻のあたりを変にぴくつかせながら話の仕上げを行った。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
ぴくつかせること。おだてられて得意になっている様子と、これに続くエピソードの核である、ふすべられた薬草のくさい臭いの前置きになっている。
残りを言はせむとて さてさてをかしかりける女かな とすかいたまふを 心は得ながら 鼻のわたりをこづきて語りなす
続きを言わせようとして「はてさておもしろい女だな」と、頭中将がいい気にさせておやりになるが、式部丞はおだてと心得ながら鼻のあたりを変にぴくつかせながら話の仕上げを行った。