はかなく はかなし 儚く 儚し 01-046
「はかなし」の「はか」は「はかどる」。順調にものごとが進み、成果が得られている状態。時間経過と成果が比例していることを表すが、「はかなし」は時間が経過しても手に入るものが少ない、あるいは皆無な状態。帝の気持ちになって語り手がとらえた表現。頼りを失った喪失感。
はかなく日ごろ過ぎて 後のわざなどにもこまかにとぶらはせたまふ
はかなく日が経ち、七日七日の法事などにもねんごろに弔問の使者をお立てになった。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
「はかなし」の「はか」は「はかどる」。順調にものごとが進み、成果が得られている状態。時間経過と成果が比例していることを表すが、「はかなし」は時間が経過しても手に入るものが少ない、あるいは皆無な状態。帝の気持ちになって語り手がとらえた表現。頼りを失った喪失感。
はかなく日ごろ過ぎて 後のわざなどにもこまかにとぶらはせたまふ
はかなく日が経ち、七日七日の法事などにもねんごろに弔問の使者をお立てになった。