わかるるみち 別るる道 分かるる道 01-031
内裏をあとにすることではなく、死に別れる道。死と生の分岐点に今自分は立っているとの認識。
限りとて 別るる道の悲しきに いかまほしきは命なりけり いとかく思ひたまへましかばと
生不生は運命が決するもの、別れる道に来た今こうもわたしは悲しいのに、死出の旅を目指すのはこのはかない命なのです。お約束通りいつまでも一緒にいたいと心からそう願うことができましたならと。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
内裏をあとにすることではなく、死に別れる道。死と生の分岐点に今自分は立っているとの認識。
限りとて 別るる道の悲しきに いかまほしきは命なりけり いとかく思ひたまへましかばと
生不生は運命が決するもの、別れる道に来た今こうもわたしは悲しいのに、死出の旅を目指すのはこのはかない命なのです。お約束通りいつまでも一緒にいたいと心からそう願うことができましたならと。