ならひまねばねど 習ひまねばねど ならいまねばねど 習いまねばねど 02-116
「習ふ」は師について教えを受ける。「まねぶ」はそれを復習してひとりで真似してみる。
三史五経 道々しき方を 明らかに悟り明かさむこそ 愛敬なからめ などかは 女といはむからに 世にあることの公私につけて むげに知らずいたらずしもあらむ わざと習ひまねばねど すこしもかどあらむ人の 耳にも目にもとまること 自然に多かるべし
三史五経や専門的な教学をつぶさに体得しようなどとすればかわいげがないが、どうして女だからといって世の中の出来事を公私にわたり、むげにしらをきめたり半端な理解ですまされたりしましょう。どうして女だからといって世の中の出来事を公私にわたり、むげにしらをきめたり半端な理解ですまされたりしましょう。