むべむべしく 02-1702019-04-212021-01-14こちらが、その通りその通りと理解できるように、また否定できないように。窮屈さを感じさせる語。声もはやりかにて言ふやう 月ごろ 風病重きに堪へかねて 極熱の草薬を服して いと臭きによりなむ え対面賜はらぬ 目のあたりならずとも さるべからむ雑事らは承らむと いとあはれにむべむべしく言ひはべり声もせかせかした調子で言うには、「この幾月か風病のひどさに耐えかねて、極熱冷ましの薬草を服してひどく臭きがゆえ対面しいたしかねます。面前ならずとも、妻のいたすべき雑用などは承ります」と、とても心を込めながら理屈然と述べ立てるのです。02帚木10 博士の娘02帚木 原文 読みかな 対訳 158/176@源氏物語 イ:や行の「い」/エ:や行の「え」 《式部がとこ ... https://genjisite.jp/02hahakigi07-4/博士の娘 02帚木10ヴァリエーション: むべむべしく Posted by 管理者