こころやましき 02-168
自分の力の及ばないものに対するじれた気持ち。
さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りてはべれば 常のうちとけゐたる方にははべらで 心やましき物越しにてなむ逢ひてはべる
「さて、すっかり足が遠のいていたのですが、あるよんどころない事情があって立ち寄りましたところ、いつもの気安く過ごした部屋ではございませんで、じれったい物越しでの対面なのです。
格助詞・接続助詞・対句・言い換え等を頼りに係り受けを特定し、挿入・中止法・枝分れなどの構造分析を行うことで、曖昧さを排除し自然な文意を汲み取る〈完全独習支援サイト〉
2021-01-14D:古典一般に見られる語彙
自分の力の及ばないものに対するじれた気持ち。
さて いと久しくまからざりしに もののたよりに立ち寄りてはべれば 常のうちとけゐたる方にははべらで 心やましき物越しにてなむ逢ひてはべる
「さて、すっかり足が遠のいていたのですが、あるよんどころない事情があって立ち寄りましたところ、いつもの気安く過ごした部屋ではございませんで、じれったい物越しでの対面なのです。
2021-01-14D:古典一般に見られる語彙
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