かれがれ 02-1192019-04-182021-01-14途絶えがちに。この人亡せて後 いかがはせむ あはれながらも過ぎぬるはかひなくて しばしばまかり馴るるには すこしまばゆく 艶に好ましきことは目につかぬ所あるに うち頼むべくは見えず かれがれにのみ見せはべるほどに 忍びて心交はせる人ぞありけらし例の女が亡くなってからはいかんせん、愛しくとも死んでしまっては頼み甲斐がなくて、といって度々通い馴れるには目を覆いたくなるほどあだっぽく多情な質は性に合わぬところがあるため生涯の伴侶として頼める女には見えなくて、とだえがちにのみ姿をみせるうちに隠れて情を通わす男ができたらしいのです。02帚木08 木枯しの女02帚木 原文 読みかな 対訳 117/134@源氏物語 イ:や行の「い」/エ:や行の「え」 《さて また ... https://genjisite.jp/02hahakigi07-2/ヴァリエーション: かれがれ Posted by 管理者