いさや いさ 02-110

2021-06-04

(否や、不知や)否定の言葉。言葉をにごす感じ。さあ、どうだか。左馬頭の紹介した指を喰う女や木枯の女に比べ、歌の詠みぶりが生で、洗練さを欠いており、紹介するのがためらわれるものであった。感動詞「いさ」+間投助詞「や」


さて その文の言葉は と問ひたまへば いさや ことなることもなかりきや

「それで、その手紙の中身は」と光の君がお問いになったところ、「いえ、これと言って変わった内容でもありませんでしたよ。

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