こや こ 02-097
これこそは。 代名詞「こ」+詠嘆の間投助詞「や」
さすがにうち泣きて 憂きふしを心ひとつに数へきて こや君が手を別るべきをり など言ひしろひはべりしかど
女はさすがに泣き出して、つらい思いを心ひとつにしまってきました、今度こそ君と手を切りしまいにすべき折りです、などと歌で応戦し合いましたが、
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
これこそは。 代名詞「こ」+詠嘆の間投助詞「や」
さすがにうち泣きて 憂きふしを心ひとつに数へきて こや君が手を別るべきをり など言ひしろひはべりしかど
女はさすがに泣き出して、つらい思いを心ひとつにしまってきました、今度こそ君と手を切りしまいにすべき折りです、などと歌で応戦し合いましたが、