こころをさめず 02-097

2020-02-16こと・事

がまんならない。「とかく紛れはべりしを…自然に心をさめらるるやうになむはべりし」と対をなす表現。容貌がよくない点で浮気に走ったが、地位の低い自分を見捨てずに愛情をそそいでくれることから、浮気心はおさまったとするのが前文/02-096。女の涙ぐましい努力にほだされ、女の心持ちをもまんざらではないと愛情が芽生えてきた。しかし、従順ながらも女の嫉妬心だけはどうにも我慢ができなかった。これを何とかしようというのが、これ以降の話。「心をさめず」の主体は夫である左馬頭。

2020-02-16こと・事

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