とだえおき とだえ置き 途絶え置き とだえおく とだえ 置く 途絶え置く 02-110
女のもとに通うのをやめる、間があく。
うち払ふ袖も露けき常夏に あらし吹きそふ秋も来にけり とはかなげに
やまとなでしこをばさしおきて 大和撫子をばさいおきて 02-110
「あはれはかけよ撫子の露」と詠んできた女の歌意を脇に置いて後回しにする。
大和撫子をばさしおきて まづ塵
こころおかせ 心おかせ こころおく 心おく 心置かせ 心置く 02-107
距離をおく、用心する。
なにがしがいやしき諌めにて 好きたわめらむ女に心おかせたまへ
わたし
おぼしおきてたり 思しおきてたり 01-126
心の中で思い定める。存続をあらわす「たり」と接続しているので、「思しおきつ」は動作でなく状態を表す。よって、以前から心に決し ...
みたてまつりおく 見たてまつり置く 見奉り置く 01-111
光の君をこの世に残して死出の旅に旅立つこと。従って、この一文の動作主は母君。「つひに亡せたまひぬれば/01-109」は祖母が ...