ひとめかむ 人めかむ ひとめく 人めく 02-096
「人めく」+「む」。人と同じようになる、人並みになる。要するに出世する。
腹立たしくなりて 憎げなること
いまめかしき いまめかし 今めかしき 今めかし 02-086
今風。
木の道の匠のよろづの物を心にまかせて作り出だすも 臨時のもてあそび物の その物と跡も定まらぬは
あだめく 徒めく 婀娜めく あだ 徒 婀娜 02-056
もともと気持ちを表現しない女性であったのが、急にあだっぽくなる。
なよびかに女しと見れば あまり情けにひ
うらめしきをりをり 恨めしき折々 うらめしきおりおり うらめし 恨めし をりをり 折々 おりおり 02-012
相手の不実を恨む手紙。左馬頭の語る指を喰う女の先触れになっている。「(言=事)構造」。
そのうちとけてか
なまめかしう なまめかしく なまめかし 艶めかしう 艶めかしく 艶めかし 01-117
未成熟の美
御方々も隠れたまはず 今よりなまめかしう恥づかしげにおはすれば いとをかしううちとけぬ遊び種