このにくきかた この憎き方 02-095
嫉妬心。
この女のあるやう もとより 思ひいたらざりけることにも いかでこの人のためにはと なき手を出だ
をかしきにすすめるかた をかしきにすすめる方 をかし すすむ 02-057
風流気取り。「あくまでさればみ好きたるは、さても見る限りはをかしくもありぬべし、時々にても、さる所にて忘れぬよすがと思ひたま ...
かたかど 片かど 02-043
才能の片鱗の意味。雨夜の品定めでは、主に手紙の書き方や琴や笛などの芸事に使用される。頭中将は、生涯頼みとする女性を選ぶ基準と ...
そのかたかどもなきひとはあらむや その片かどもなき人はあらむや 02-023
頭中将の議論の出発点が、「ただ片かどを聞き伝へて心を動かすこともあめり/02-020」であった。頭中将の推論を整理する。女性 ...
かたかど 片かど 02-020
才能の一端。あるいは一部の才能。
親など立ち添ひもてあがめて 生ひ先籠れる窓の内なるほどは ただ片かどを