どち …どち 02-116
(女)同士。
さるままには 真名を走り書きて さるまじきどちの女文に なかば過ぎて書きすすめたる あなう
わがいもうとどものよろしききこえあるをおもひてのたまふにや わが妹どものよろしき聞こえあるを思ひてのたまふにや きこえあり 聞こえあり 02-044
左馬頭の女性論の中で、「世にありと人に知られず…さる方にて捨てがたきものをは/02-041~02-044」は唯一好色めいたも ...
かかるすきごとども かかる好きごとども 02-001
「かかる」を語り手の言葉とすれば、この帖の後半から語られる空蝉 軒端荻 夕顔との恋愛を指すという、諸注釈の説明通りであろう。 ...
おんあはひども 御あはひども おんあわいども 御あわいども 01-172
「あはひ」は間柄。それに「ども」がつき複数ある。左大臣が光源氏を大切にすることに劣らず、右大臣が左大臣の息子である蔵人少将を ...
おほむおもひどち 御思ひどち 01-138
帝にとって藤壺の宮と光源氏はどちらも愛しい同士の二人であること。
主上も限りなき御思ひどちにて な疎みた