古代のゆゑづきたる 末摘花08章12
原文 読み 意味
古代のゆゑづきたる御装束なれど なほ若やかなる女の御よそひには 似げなうおどろおどろしきこと いともてはやさ ...
着たまへるものども 末摘花08章11
原文 読み 意味
着たまへるものどもをさへ言ひたつるも もの言ひさがなきやうなれど 昔物語にも 人の御装束をこそまづ言ひためれ ...
頭つき髪のかかりは 末摘花08章10
原文 読み 意味
頭つき 髪のかかりはしも うつくしげにめでたしと思ひきこゆる人びとにも をさをさ劣るまじう 袿の裾にたまりて ...
何に残りなう見あら 末摘花08章09
原文 読み 意味
何に残りなう見あらはしつらむ と思ふものから めづらしきさまのしたれば さすがに うち見やられたまふ ...
痩せたまへることい 末摘花08章08
原文 読み 意味
痩せたまへること いとほしげにさらぼひて 肩のほどなどは いたげなるまで衣の上まで見ゆ
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