命婦はさらばさりぬ 末摘花04章06
原文 読み 意味
命婦は さらば さりぬべからむ折に 物越しに聞こえたまはむほど 御心につかずは さても止みねかし また さる ...
父親王おはしける折 末摘花04章05
原文 読み 意味
父親王おはしける折にだに 旧りにたるあたりとて おとなひきこゆる人もなかりけるを まして 今は浅茅分くる人も ...
なほ世にある人のあ 末摘花04章04
原文 読み 意味
なほ世にある人のありさまを おほかたなるやうにて聞き集め 耳とどめたまふ癖のつきたまへるを さうざうしき宵居 ...
それこそは世づかぬ 末摘花04章03
原文 読み 意味
それこそは世づかぬ事なれ 物思ひ知るまじきほど 独り身をえ心にまかせぬほどこそ ことわりなれ 何事も思ひしづ ...
いかなるやうぞいと 末摘花04章02
原文 読み 意味
いかなるやうぞ いとかかる事こそ まだ知らね と いとものしと思ひてのたまへば いとほしと思ひて
も ...