姫君もおぼろけなら 末摘花09章23
原文 読み 意味
姫君も おぼろけならでし出でたまひつるわざなれば ものに書きつけて置きたまへりけり
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御歌もこれよりのは 末摘花09章22
原文 読み 意味
御歌も これよりのは 道理聞こえて したたかにこそあれ 御返りは ただをかしき方にこそ など 口々に言ふ
ありし色あひを悪ろ 末摘花09章21
原文 読み 意味
ありし色あひを悪ろしとや見たまひけむ と思ひ知らるれど かれはた 紅の重々しかりしをや さりとも消えじ と ...
晦日の日夕つ方かの 末摘花09章20
原文 読み 意味
晦日の日 夕つ方 かの御衣筥に 御料とて人のたてまつれる御衣一領 葡萄染の織物の御衣 また山吹か何ぞ いろい ...
逢はぬ夜をへだつ 末摘花09章19
原文 読み 意味
逢はぬ夜をへだつるなかの衣手に重ねていとど見もし見よとや
白き紙に 捨て書いたまへるしもぞ なかな ...