みやばら 宮腹 02-006
頭中将の実母(左大臣の正妻)は、今上帝(光源氏の父)と同母の兄弟。
宮腹の中将は なかに親しく馴れきこえたまひて 遊び戯れをも 人よりは心安く なれなれしく振る舞ひたり
皇女腹の頭中将は中でも若君に親しくお慣れ申して、公の催しや私的な座興の場でも他の人よりは心安く馴れ馴れしく振る舞っていた。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
頭中将の実母(左大臣の正妻)は、今上帝(光源氏の父)と同母の兄弟。
宮腹の中将は なかに親しく馴れきこえたまひて 遊び戯れをも 人よりは心安く なれなれしく振る舞ひたり
皇女腹の頭中将は中でも若君に親しくお慣れ申して、公の催しや私的な座興の場でも他の人よりは心安く馴れ馴れしく振る舞っていた。