をかしう をかしく をかし 01-117
愛すべき(ヲコなものに対する愛情)。下に打ち消し「ぬ」があるが、掛けない。
御方々も隠れたまはず 今よりなまめかしう恥づかしげにおはすれば いとをかしううちとけぬ遊び種に 誰れも誰れも思ひきこえたまへり
他の夫人方もお隠れにならず、今から気が引けるほどの気品を備えておいででしたから、とても愛らしくも心安まらぬ遊び相手だと誰もがみな思い申し上げておられました。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
愛すべき(ヲコなものに対する愛情)。下に打ち消し「ぬ」があるが、掛けない。
御方々も隠れたまはず 今よりなまめかしう恥づかしげにおはすれば いとをかしううちとけぬ遊び種に 誰れも誰れも思ひきこえたまへり
他の夫人方もお隠れにならず、今から気が引けるほどの気品を備えておいででしたから、とても愛らしくも心安まらぬ遊び相手だと誰もがみな思い申し上げておられました。