いみじう いみじく いみじ 01-021
「いみじ」は本来は「忌む」ことに関わり、穢れを意味し、派生的には心理的な恐れを伴うような事態に対して並大抵でないことを表す。ただ、連用形では多く、単に程度の甚だしさを言う場合が多い。
この御子三つになりたまふ年 御袴着のこと 一の宮のたてまつりしに劣らず 内蔵寮納殿の物を尽くしていみじうせさせたまふ
この御子が三才におなりの年、御袴着の儀式は、第一皇子がなさったものに劣らず内蔵寮(くらづかさ)や納殿(おさめどの)の財貨を尽くして、盛大に催されました。
係り受けを武器に 句読点のない原文に挑む《源氏物語独学サイト》
「いみじ」は本来は「忌む」ことに関わり、穢れを意味し、派生的には心理的な恐れを伴うような事態に対して並大抵でないことを表す。ただ、連用形では多く、単に程度の甚だしさを言う場合が多い。
この御子三つになりたまふ年 御袴着のこと 一の宮のたてまつりしに劣らず 内蔵寮納殿の物を尽くしていみじうせさせたまふ
この御子が三才におなりの年、御袴着の儀式は、第一皇子がなさったものに劣らず内蔵寮(くらづかさ)や納殿(おさめどの)の財貨を尽くして、盛大に催されました。