2020-02-16A:解釈を決定づける基幹語

2020-02-16

「となむいふ」などの省略。「言い伝え」とのことという、二重の間接表現になっていることに注意。「となむ」が受けるのは直接的には「光る君といふ名は…とぞ言ひ伝へたる」だが、形式的には、「いづれの御時にか…ありけり」で始まる桐壺の帖全体を受けると ...

2020-02-16おも・おぼ・思,なす・なし

2020-02-16

「思しなす」とはそうでないものを無理にそう思おうとすること。それを語り手が強調するために「ただ」が加わっている。罪があるのに罪がないと思おうとしたということ。それは、婚儀を催しながら、娘を抱かないことに対しての罪であろう。

2020-02-16A:解釈を決定づける基幹語

2020-02-16

「幼きほどの心一つにかかりて/01-173」では語り手は「御」をつけていない。ここは左大臣の心中語で御になっていると考えるのがよい。元服を済ませた後、帝は大人になったので御簾の内にも入れないのに、婿取りをし盛大に婚儀を挙げながら、「幼 ...

2020-02-16A:解釈を決定づける基幹語

2020-02-16

「かつは人も心弱く見たてまつるらむと思しつつまぬにしもあらぬ御気色の心苦しさに/01-059」とあり、帝は立場上、自らの弱さを人に見られないように気を張っていたことがわかる。

2020-02-16はて・はつ・果

2020-02-16

「かたくな」は忠臣の意見を入れないこと。帝にとって大切なことは、昼は政治であり、夜は後宮での生活である。それを考慮に入れるならば、特定はしづらくとも、ある程度絞ることができる。即ち、桐壺更衣のことは忘れて、政治と後宮の生活にもっと身を ...