ひるま 02-173
「昼間」と「蒜をくすべている間」をかけるのは藤式部丞の歌に同じ。
逢ふことの夜をし隔てぬ仲ならばひる間も何かまばゆからまし さすがに口疾くなどははべりきと しづしづと申せば
お会いするのが一夜も間をあけられぬほど愛し合う仲であるならば昼間であろうと蒜のにおいがしようとどうしていたたまれない気になりましょう。さすがに間髪入れぬ詠みぶりではありましたよ」としずしず申しますと、
既存の注釈書を離れ、句読点のない原文のみと対峙。地点ゼロから歩一歩、読みを確定する。自ら考え、納得したい人へ贈る〈源氏物語独習支援サイト〉
2021-01-14D:古典一般に見られる語彙
「昼間」と「蒜をくすべている間」をかけるのは藤式部丞の歌に同じ。
逢ふことの夜をし隔てぬ仲ならばひる間も何かまばゆからまし さすがに口疾くなどははべりきと しづしづと申せば
お会いするのが一夜も間をあけられぬほど愛し合う仲であるならば昼間であろうと蒜のにおいがしようとどうしていたたまれない気になりましょう。さすがに間髪入れぬ詠みぶりではありましたよ」としずしず申しますと、
2021-01-14D:古典一般に見られる語彙
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