2020-02-16かはす・かよふ・交

2020-02-16

和歌を取り交わすときに多く使用されると説明されるが、それだと、左馬頭は単なるナレーターとして状況を説明したに過ぎなくなる。左馬頭にとって、二人の和歌がなまめいて聞こえたと解釈したい。まず、なまめきかはすとは、異性に対してモーションをか ...

2020-02-16かはす・かよふ・交

2020-02-16

琴は藤壺の宮が、笛は光源氏が演奏する。「聞こえ通ひ」とあるので、互いに楽器のかなでる音を通して、思いを通わせあうのである。思いを通わせ合うとは、当然ながら、通わせ合う「思ひ」がなければならない。これまで光源氏からの一方的なものであった ...