母御息所も影だにお 桐壺09章11

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:桐壺更衣光源氏藤壺の宮典侍

直列型:A→B→C→D:A→B→C→D

母御息所も影だにおぼえたまはぬを》A
母の御息所のことは面影さえ覚えておられなかったが、


いとよう似たまへりと典侍の聞こえけるを・若き御心地にいとあはれと思ひきこえたまひて》B・C
とてもよく似ておいでですと、典侍が申し上げたのを、幼き御心にとても恋しいと思い申し上げになって、


常に参らまほしく なづさひ見たてまつらばやとおぼえたまふ》D
常に側へ参りたい、心うちとけ拝顔したいと願われたものです。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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