夕月夜のをかしきほ 桐壺05章02

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:

直列型:A→B:A→B

夕月夜のをかしきほどに 出だし立てさせたまひて》A
夕月が夜空に美しく昇った頃に使者をお立てになり、


やがて眺めおはします》 B
そのまま月をぼんやりと眺めておいでで。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

Posted by 管理者